社長ブログ

UA値とZEHとは?

今日はちょっと難しい話藤田社長

でも、知ってると回りの人より
家づくり知識がアップします。

 

現在ハウスメーカーさんを中心に

家の断熱性能」を数値化する提案が

住宅業界ではすでに始まっています。

簡単にいってしまえば、あなたのおうちの

性能は○○点ですと表されることです。

 

点数がいいほど、住宅性能のなかの

断熱・気密性能がよくて、冷暖房費も

安く抑えられる省エネ住宅といえます。

 

これまでの家づくりではそれを具体的に

数値で表すことはしなかったのですが、

なかなか歯止めがきかない地球温暖化

を少しでも抑えていくための国の取り組む

方向がそちらにむいているのです。

 

あたたくて、涼しい性能の家をつくって

冷暖房の使用を今よりも抑えて、CO2の

排出を抑えよう!ということですね。

 

また加えて、自宅に太陽光発電を搭載して

自分が使う電気は自分で賄う考えかたも

かなり広まってきた背景も絡めて、国は

現在すでに、「性能値がよくて+太陽光搭載の家」

には125万円の補助金を出す制度をすすめて

います。

 

もちろん、事前申請などめちゃめちゃ手間は

増えるんですが・・・笑

まあそれはいつものことなので仕方ないです。

 

 

皆さんは「UA値」とか「ZEH(ゼッチ)」

という言葉を聞いたことがありますか?

 

実はこれらの言葉、今後どんどん当たり前に

なってきます。

先ほどのお話の中で、家の性能を点数で

みたなことをお伝えさせていただきましたが

その点数にかわる表示がこのUA値になります。

 

UA値とは、外皮平均熱貫流率のことで、

わかりやすく言いますと、家の各部位から

逃げる熱の損失量を合計して、家の外皮面積

(外壁部分の面積)で割って求めます。

 

値は0.85とか、0.66とかってゆう数字に

なるのですが、いま世間で建てられている

住宅を仮に計算しますと、0.7~0.9くらいの

値になるようです。

 

見方としましては、数値が小さいほど

断熱性能がよいおうちということになります。

 

そして、2020年の住宅性能基準はUA値0.87

以下の家を建てなさいよと国は言っています。

さらに、2030年にはUA値0.6以下ということも

ロードマップでは記されています。

 

いずれにしても、今のうちからUA値0.6くらいを

目指してお客様にご提案させていただくことが

これから工務店のひとつの使命になりそうですね。

 

続いて「ZEH(ゼッチ)と読みます」

これは、ネット・ゼロエネルギー・ハウスの略です。

簡単に言えば、2030年のUA値0.6の標準化を

想定して、今のうちにUA値0.6以下をクリアして

さらに、太陽光発電を搭載して、家庭で使う

一次エネルギーの消費量を実質ゼロにもって

いこうという家づくりのことを指します。

 

こうした条件をクリアした家を「ZEHの家」と

呼び、現在ZEHの家には、申請すれば125万円の

補助金がでるようになっております。

※ただし、公募期間に限りありです。

 

ハウスメーカーさんの見学会に行くと、

「ZEHの家」とか「超ZEHの家」などといった

のぼりが見られます。

 

ZEHの家とはそういった家のことを指します。

また、ZEHビルダー登録という申請を行った

工務店・メーカーだけが補助金の申請をとりに

いくことができます。

 

※ちなみに弊社は登録済みです。

 

今後、いやでも耳にされることが多くなって

くるこの2つの言葉「UA値」と「ZEH」。

まずは、言葉の意味だけでも知っておいて

頂ければと思います。

 

数値化される時代。。。

いいところも悪いところもあるんでしょうかね??

これから普及されていく中で、遅れないように

対応させて頂きたいと思っております。

 

ただ、そんな時代はもう目の前ですので

私たちのご提案させて頂くおうちのUA値は現在

0.6以下を標準的な仕様とさせて頂いております。

(窓の個数や条件により多少の前後はあります)

 

また、より断熱性・気密性が高いおうち(UA値が極めて低い)

もご提案できますように、SW工法(スーパーウォール工法)

にも昨年加入しております。

 

SW工法はUA値がなんと0.3代も出せます。

暖かさ・涼しさを最優先にお考えのお客様には

ぴったりのお住まいをご提供できると思います。

 

さらに詳しいことは、住まいのトミタまで

ご連絡頂けましたら、わたくしが対応させて

頂きます藤田社長キラキラ