こんにちは、スーパーサブの坂根です😉
寒くなりましたね😣
今朝の雲原はうっすらと雪化粧でした😱
さて、今日はいつもと違って
地盤に関する事を記載します。
2000年に建築基準法が改正され
家を建てる前にはその土地の地耐力を調べる事が必要となりました。
さらに2004年に品確法ができ、
住宅瑕疵担保履行法の施工が2009年10月から施工されました。
これにより住宅瑕疵担保責任保険に
加入する場合には地盤調査が必要となりました。
こうして今は、木造住宅などでも新築や建て替えの場合には
地盤調査が必要不可欠なものとなりました。
この地盤調査は、家を建てる際に地盤がどの程度の建物の重さに耐え、
沈下に抵抗する力をもっているか。
これを「地耐力」といいます。
それによって必要な建物の基礎の形状や寸法が
建築基準法で定められているのです。
ですから地盤の質を知っておく必要があります。
ではその地盤を知る調査方法の一つの
スウェーデン式サウンディング試験(SWS)について説明します。
弊社もこの試験方法で調査をしています
これが調査機械で、左側の機械でΦ30mmの矢じりのついたロットで
地面に穴をあけていき、その時の抵抗を右の機械で記録します。
これが実際に調査をしている所で、地盤の様子を見ながら行っています
軟弱な場合はこの写真(↓)の様にロットを抜いた時に水なども出てきます
この調査は家の四隅と中央の五か所で調査を行い、
地盤の強度を調べます。
この調査報告書をもとにして保証会社が地盤改良工事の有無を決めます。
改良が無ければそのまま基礎工事に着工しますが、
改良有りとなれば、色々ある改良工法の中からその地盤にあった
工法をチョイスして施工してからの基礎工事になります。
この様に家を建てる前でないと地盤改良はできませんし、
もし建った後に家が傾いたりすると、これを修正するには莫大な費用が
発生しますので、建築前にはその地盤がどんなのかを十分に
知っておく必要があります。
建築をお考えの方は、この地盤の説明をしっかりと
してもらえる会社を選ぶことが家づくりの成功につながると思います。
では次回はボーリングなどのSWS以外の
調査方法について書きます( ^^) _U~~